
2024.01.24
静岡市駿河区、築26年の鉄骨3建て住宅の洗濯干し場に屋根を付けて洗濯物が雨で濡れない工夫をしたいとの御連絡を頂きました。3階に大きなバルコニーがありますが、雨の日は干せません。 そこで屋根を取付ける工事を行っています。 ただ、日が差し込まなくなるのも困るという事で、干し場の半分は…

知人に屋根の棟が浮いていると言われた
棟板金が浮き、板金自体にも錆が見られます。
カラーベスト屋根にはひび割れ・反りなどは見られず、色あせはあるものの劣化はないようです。
今回は屋根の状況も比較的良かったため、棟板金の撤去・新設工事2か所分の提案をさせていただき、施工させていただくことになりました。
屋根工事というと屋根全体を葺き替えるまたは、屋根カバー工法で全体を覆うというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
実は今回のように、一部交換工事や補修工事が必要でも屋根全体は問題ないというケースも多くあります。
劣化状況は屋根材によって異なりますが、カラーベストでひび割れ・反りがなく機能として問題ない場合は、必要な工事のみ行い、定期的なメンテナンスで今後に備えていくというケースも珍しくありません。
もちろん色あせが気になる場合は塗装工事で美しくよみがえらせることもできます。
工事箇所は屋根全体の大きな棟板金と明り取り窓の小さな棟板金の二か所です。
まずは既存の棟板金を撤去していきます。
貫(ぬき)と呼ばれる下地の木材が露出します。よく見ると腐り始めています。
こちらも撤去していきます。
撤去した貫は廃棄します。
貫もすべて撤去しました。撤去後は丁寧に掃除してきれいにしてから新設工事に入ります。
黒のコーキング材で防水処置をして屋根からの浸水が起こらないようにします。
その上に新しい貫を設置します。
下地が完了したら、板金の新設です。
ガルバリウム鋼板を下地の上に置き、貫の小口へ50~60cm間隔で打ち付けて取り付けます。
大きな棟も小さな棟もきれいに仕上がっています。
このように必要な個所だけしっかりと工事することができれば、
コストも抑えられ、より長く快適に暮らすことができます。
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