2024.01.24
焼津市で築28年木造2階建てアパートの屋根の老朽化で、屋根の貼り替え工事を行うことになりました。安全確保や、材料と工具の上げ下ろし用に足場とネットで養生を行いました。 先ずは傷んだアスファルトシングルの屋根材を撤去します。 防水層であるアスファルトルーフィングも所々穴が空いていま…
こんにちは、街の屋根やさん静岡店です。
静岡県静岡市駿河区馬渕で雨漏りあり、棟板金が3箇所くらい浮いているので相談にのっていただきたいというご連絡を頂きました。
屋根の状況と原因についてお伝えしていきます。
現場詳細
静岡県静岡市駿河区馬渕 N様邸
築年数
20数年
数年前に外壁塗装をしている
お悩み箇所
雨漏りあり、棟板金が3箇所くらい浮いている、火災保険含め相談にのっていただきたい
カラーベスト屋根の棟板金に浮きがあります。
さらに屋根自体にも数年前の外壁塗装時にクラッキングがあり、コーキング処理している形跡がありますので、屋根自体の劣化もありそうです。
カラーベスト屋根とは「平型化粧スレート」のことでセメント、けい砂を原料として、繊維で補強して出来ています。
カラーベストの特徴は
・耐久性・対候性(直射日光や風雨に耐える力)・対衝撃性能がある
・軽い
・優れたデザイン性
現在発売されているカラーベストは安全ですが、2000年以前に製造されたものはアスベストが混入している可能性があり、アスベスト対策が必要な場合もあります。
その後小屋裏を確認したところ、確かに雨漏りの痕跡がありました。
一番高いところですので、棟板金の浮きが原因と推測されます。
雨漏りをそのままにしておくと、今は棟部分の雨漏りのみのところが、屋根全体・外壁にまで被害を及ぼしていきます。
雨水に塗れたところは腐食が進むと家の安全性や耐震性能にも影響していきます。
また家の資産価値が著しく低下します。
雨漏りによって天井や壁のクロスにシミができ、見た目だけでなくカビの発生なども起こります。
そこで二つの提案をさせていただきました。
提案①棟板金の修理
提案②将来的なことも踏まえ、屋根カバー工法で全体を修理する
①は直接的な原因を修理することで、雨漏りを防ぐことができます。コスト的にも安価で昇降用の足場代、棟板金の撤去・新設工事となりますので工期も短くできます。ただ、今後屋根のリフォーム自体を検討する必要があります。
②は古いカラーベスト屋根の上から軽い屋根を張って被せる工法です。
屋根全体を新しくすることができるので、①の提案よりも工期が少しながくなり、費用も上がりますが、適切な方法で屋根カバー工法を行えば30年以上の耐久性が期待できます。
また、古い屋根をはがして、葺き替えるよりは費用もかからないので人気の工法です。
N様は②案を採用していただき、カバー工法で施工することになりました。
屋根のメンテナンスは一般的に10年ごとが目安です。
瓦屋根など塗装をしなくてもいい素材でも漆喰部分は傷んでいくため定期的な点検が必要です。
雨漏りは天井や壁に現れることで発生に気づきますが、事前に点検をしておけば雨漏りが起こる前にメンテナンスができ、屋根の傷みを最小限で抑えることができ、工事費用も抑えることができます。
お住まいの点検はもうおすみでしょうか?
家も住んでいる私たちと同じ、定期的な健康診断が必要です。
また、早期発見で病気が進行していない状態で治療に入ることもできます。
目に見える故障個所・劣化箇所がなくても、まずは定期点検をお勧めします。
お住まいのことならなんでもご相談ください。
ご相談・現地調査・お見積りは無料です。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん静岡店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.