静岡市駿河区中田、雨漏りの原因調査と解決方法
静岡市駿河区中田の店舗で、台風の時に雨が漏る事例がありました。今回の建物はとても複雑で 元々建っている既存2階建て店舗に一部平屋部分があり、 それに後から増築した30坪も存在しています。
漏るのは増築部分の天井と壁部分! まずは原因調査を行います。
既存店舗の平屋部分の屋根よりも、後から増築した方が屋根が高いので、 境目に谷樋を設置してあります。
台風の時はこの部分にかなりの量の雨水が流れ込んで、タイトフレームと水切りを乗り越えて水が跳ねているのではないか? という現状です。
ココに大量の雨水が流れ込まない仕組みを作らなければなりません。
とりあえず一つの解決方法として、母屋の2階の屋根に落ちる雨。
現況は横樋で受けた後にそのまま既存平屋の屋根に放水する経路となっていましたが、
今回の工事は縦樋からそのまま谷樋を通り過ぎて 増築部分(屋根が高い方)に直接流れる経路の作成。
谷樋の怖いところは溢れた時に建物の内部に流れる危険性が高いので、そこには雨を落とさない経路を塩ビの管で誘導しています。
増築側の折版に落とす事で、その先は傾斜なりに建物の外に設置してある横樋を経由して 駐車場の下の雨水排水溝へ直接流すことができます。
もう一つの心配は、下水道が満水になった時に、雨水を受け止めきれずに 樋が詰まって屋根の上がプールになる! という可能性です。
そこで排水管に落とす手前で樋をカットして、網付きの升を噛ませました。
オーバーフローの役割を果たすので 下水が詰まっても ここで詰まりを回避して駐車場側に流せます。
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