2024.01.24
静岡市駿河区、築21年の木造2階建て住宅の屋根が強風で破損したのでカバー工法で葺き替えました。屋根材は当初アスファルトシングルでしたが老朽化で浮き上がっている箇所があったそうですが、今回の強風で完全に捲れ合っています。 地面に落下してしまった屋根材もあります。 今回は補修ではなく…
屋根工事、ガルバリウム鋼板葺きです。
ガルバというのは 表面に亜鉛メッキが施された材料の事。
素地はアルミニウム55%+亜鉛43.4%+珪素1.6%の合金でコーティング。
アルミはメッキ層表面に強固な不動態皮膜を形成して、メッキ層を保護します。
亜鉛含有量が低下することで犠牲防食性能は劣化するものの、アルミの不動態皮膜と
亜鉛生成物がメッキ層の腐食進行を抑制した耐久性に優れています。
実は取り付ける時はビスを打ち込んで固定しているのですが『縦ハゼ』といって端部の凸を重ね合わせ「カチッ!」っと差し込みます。
下側は屋根下地にビス固定しますが、上側は専用の工具で鉸める(かしめる)だけなので
金具や釘は一切表面に露出しません。
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