2024.02.07
静岡市葵区で木造2階建て住宅の屋根に太陽光発電パネルの設置を行っております。 作業のリフトでパネルを屋根の上に運びます。 建物の幅が狭いですが、横方向に2枚×縦方向8枚合計16枚設置しました。 1階は自営で美容室を開業します。右側が店舗の入り口で玄関は左側です。 電気…
屋根工事はガルバリウム鋼板葺きです。
最近は屋根だけでなく、外壁にも使われる素材。
鉄板の表面に亜鉛メッキが施された材料の事。
素地はアルミニウム55%+亜鉛43.4%+珪素1.6%の合金でコーティング。
アルミはメッキ層表面に強固な不動態皮膜を形成して、メッキ層を保護します。
亜鉛含有量が低下することで犠牲防食性能は劣化するものの、アルミの不動態皮膜と
亜鉛生成物がメッキ層の腐食進行を抑制した耐久性に優れています。
取付け方は至ってシンプル。
左右の鋼板同士の山を重ね合わせて、挟み込んでかしめる施工方法。
ビスの穴も完全にガードされるので、雨の侵入も防ぎます。
頂上の棟部分。
ここは通気工法といって、外壁や屋根などが夏場熱せられた時、
壁内に淀む熱い空気は上へ上へと登って性質があります。
外壁と屋根のすぐ裏側に通気(風の通り道)を15mm程確保して
熱い空気は棟から排出する構造にしてあります。
通気を確保する事で、断熱材に熱が伝わりにくくする工夫です。
この断熱材の幅は幾つか種類がありまして、
躯体の木材の幅に合わせてスッポリ入る幅で注文して取り付けます。
写真みると【395】と書いてありますね。39センチ5ミリ幅です。
他にも【430】幅43センチや 【470】幅47センチなどあります。
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