屋根はガルバリウム鋼板葺きです。今回敢えて薄いシルバーの色目で発注しました。　濃い方が高級感というか、重厚感がでますが、夏の直射日光で熱を帯びやすくなります。自動車の色も黒よりも白やシルバーの方が太陽光を反射するので４～５℃程表面温度が変わると言われています。それで遮熱効果のある塗料色を選びました。

バルコニーの防水工事。壁の部分にはタイベックを覆います。これは透湿防水紙と言いまして　湿気や蒸気は通します。結露や蒸れを防ぐ繊維質のシート。　ところが水は通しません。　この上から外壁材を貼ります。

片流れ屋根。一番高い部分に換気口を取り付けます。夏に屋根が厚くなると、その内側の空気の温度が上がります。それが断熱材を暖めてしまうので、その前に通気工法で屋根裏から外へ放出する開口です。　基礎や軒裏の有孔ボードから新鮮な空気を取り込んで　熱い空気は上昇する原理で屋根から吐き出します。