静岡市葵区上足洗でバルコニーの防水工事・外壁工事・軒天工事を行いました。

床の部分はFRPという素材を採用しました。
この単語良く耳にしますよね。
自動車のバンパーやユニットバスの浴槽などの素材ですが、『繊維強化プラスチック』のことです。

そこでガラス繊維(グラスファイバー)を敷き詰めて、そこに樹脂を流し込んで荷重や地震の揺れにも追従できる弾性を持たせた素材です。
現場では、下地の上にプライマー(下塗り)処理して、ポリエステル樹脂で層を作りながらガラス繊維マットを敷いて、サンドイッチ状に浸透させて硬化させます。

もし排水口が詰まってしまった場合でも、オーバーフロー用の穴から水を排出できる仕組みです。

製品はケイミュ―のキューブシュクレのハイドブラウンです。
なんだか呪文のようですが……
ケイミュ―というのは製品のメーカー名。
キューブシュクレは石目柄のデザイン名。
色の選択がハイドブラウン。
色は他にもホワイト・ベージュ・グレー系のラインナップもあります。

上下の溝に金具を差し込んで、躯体にビス留めしているのでサイディングボード自体に穴を空ける事はありません。
金具の厚み15mmは通気層となって、夏の暑さで外壁の温度が上がり、内部の空気が熱くなった時でも、この空気層を上がって屋根から抜ける仕組みになっています。

2階のベランダに出て上を見上げると、3階のベランダの下側が見えます。
写真を大きくすると分かると思いますが、ベランダのフチにスリットを入れてあります。
通気工法と言って、壁内に籠らないように風を通します。
同じ工事を行った施工事例
静岡市駿河区大坪町ガルバリウム屋根カバー工法


- 築年数
- 25年
- 建坪
- 23坪
- 保証
- 10年
- 工事費用
- 92万円
この工事と同じ工事を行っている現場ブログ
葵区瀬名で、ベランダのFRP防水工事の様子です。白いパフパフした布のようなものを貼っています。FRPとは、繊維強化プラスチックの略で名前そのままガラス繊維のようなプラスチックです。
桜の花も散り始めました。天気がいいので、この屋根の上からは富士山が見えるのではないでしょうか。今日は10m以上もあるガルバリウム鋼板が届き、クレーンで吊り屋根へ上げます。